重賞レース成績
私もAIで競馬予想するようになって実際に収支はかなり向上しましたが、馬券はAI予想と自分自身のアナログ予想をミックスさせて買っております。
本サイトを立ち上げてからラストの有馬記念までの重賞レースの成績は以下のとおりです。
✅2020年重賞レースの回収率は144.5%(最終)

的中率
2018~2019年の2年間の全レースでAIを回しました。
AI予想(3着以内率)が「1位」となった馬の成績はこうなりました。
■勝 率:32.70%
■連対率:50.21%
■複勝率:64.37%
ざっくり言えば、3回に1回は勝利、2回に1回は2着以内に入り、3回中2回は3着以内に入る感じですね。この数字って、実は単勝1番人気の馬をベタ買いし続けた場合の確率とほとんど一緒です。一応、表にしてみます。
単勝1番人気の馬 | 本サイトのAI予想で1位の馬 | |
勝 率 | 約32% | 32.7% |
連対率 | 約51% | 50.2% |
複勝率 | 約64% | 64.4% |
ただ、本サイトのAI予想で1位になる馬は1番人気の馬ばかりではなく、2番人気や3番人気、時には4番人気以下の馬が1位になることだってあります。にもかかわらず、的中率はほとんど変わらないため、結果的に期待回収率が高くなるということです。
また、AI予想(3着以内率)が1位から5位までの馬の勝率・連対率・複勝率を表にするとこうなります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
勝 率 | 32.7% | 18.8% | 12.1% | 10.4% | 6.8% |
連対率 | 50.2% | 38.6% | 27.8% | 22.2% | 15.9% |
複勝率 | 64.4% | 54.0% | 41.1% | 33.3% | 25.8% |
2位の馬も複勝率が54.0%と高く、2回に1回以上の確率で馬券圏内に入っていますので軽視は禁物ですね。
回収率
本サイトのAIは「3着以内率」を解くために作っておりますので、AI予想の1位~3位のワイドBOXをベタ買いした場合の回収率を使って性能測定をしています。
2018~2019年の2年間の全レース(※)でAIを回したときの、この回収率はこうなりました。
※)実際は、出走頭数が6頭以下のレースはシミュレーションから除いています。また、ごく一部ですが2歳新馬戦のうちデータ不足で性能を担保できないレースも除いています。
■回収率:84.73%
できれば85%を超えていきたいところですが。。でもベタ買いでこの数字なら悪くないかと思います。1番人気の馬をベタで買い続けた場合よりは当然、期待回収率が高いので安定してこのくらいの数字にはなります。
実際にはベタ買いはしないで、自信度に応じて金額の大小をつけたり、当サイトで一緒に出しているBS指数(人気の盲点)を活用して頂く等して、回収率はもっと高めることは可能ですよね。
なお、私が独自に期待回収率が比較的高いと判定するレースを全体の約3割くらいに絞り込んだ場合には(これを「ワイドBOX勝負レース」と名付けています。)、さらに回収率が向上します。
■回収率:91.53%(※ワイドBOX勝負レース)
あくまで2年間のシミュレーションですので、今後もこの回収率が続くことを保証するものではありませんが、全てのレースを買うよりは自信のあるレースに絞って買うほうが回収率が上がるのは自然なことかと思われます。
また、回収率について言えば、結局は「オッズ」との戦いです。オッズは全国の馬券購入者のいわば集合知であるため、かなりの予想精度を誇っておりリスペクトが必要ですが、それでもやはり「主観」によるバイアスやノイズが入り込みます。藤田菜七子ちゃんの乗る馬がそれだけで人気になったりするのは1つの例ですが。
AIは主観を排除し、客観的な馬の能力を測定することに優れています。また、オッズと馬の能力を照らし合わせて、人気の盲点(穴馬)を見つけ出すためにBS指数も出しておりますので、ぜひ活用して、皆さまの馬券回収率を高めて頂ければ幸いです。
次に、新馬戦・未勝利戦・条件戦・OPに分けて回収率を算出してみました。なお、右側は私が独自に期待回収率が比較的高いと判定するレース(これを「勝負レース」と名付けています。)の回収率をご参考に載せております。
回収率 | (勝負R) | |
新馬戦 | 99.4% | (127.8%) |
未勝利戦 | 88.8% | (96.8%) |
条件戦 | 81.2% | (85.6%) |
OP | 79.0% | (81.8%) |
全体 | 84.7% | (91.5%) |
ご覧のとおり新馬戦や未勝利戦でより高い回収率を出せるAIとなっております。推測ですが、新馬戦や未勝利戦は、全国の馬券購入者にとって予想のファクターとなるデータが比較的少ないため、馬の実力と人気(オッズ)の歪みが生まれやすくなっていると考えられます。本サイトでは新馬戦や未勝利戦についても事前に十分な情報量を仕入れておりますので、AIがこのような歪みを上手く捉えて予想を弾き出し、回収率が高くなっていると思われます。一方、重賞レースなどは予想のファクターとなるデータが十分過ぎるほど世の中に溢れているので、馬の実力が人気(オッズ)にキッチリ反映されている可能性が高くなり、大数の法則により控除率の影響を受けやすくなっていると考えられます。
なお、上記の数字は、AI予想の上位馬を機械的に買った場合のシミュレーションによるもので、実際にはこのようなベタ買いは推奨しておりません。馬の実力と人気を照らし合わせて、人気の盲点を浮かび上がらせるBS指数も同時に出しておりますので、こちらを上手く併用することにより、上記よりも高い回収率を実現することが本サイトの目標となっています。是非有効にご活用ください!